横浜の紅葉スポットといえば三溪園。
歴史のあるとても人気の場所で、紅葉の時期になると多くの人で賑わいます。
今回は、三溪園の紅葉の見頃や、混雑状況、口コミなどをご紹介します!
もくじ
三溪園の紅葉の見頃や混雑状況は?
三溪園の紅葉の見頃は、10月下旬頃〜11月下旬頃です。
どれくらい色づいているかという情報は、ツイッターやインスタグラムなどで写真をあげている人がいるので確認できます。
見てみると、12月中でもけっこう赤や茶色に紅葉している様子も見られますね。
https://twitter.com/yokohamagoods/status/1202717455782572032?s=21
ピークの11月初旬から中旬は非常に混むことが予想されます。
実際に行ってみた時も、多くの人で賑わっていました。
三溪園はライトアップされる?
三溪園ではライトアップはされていませんでした。
桜の時期はライトアップしてましたので楽しみにしてましたが紅葉の時期はしていなかったんですね。
もしかしたら私が行った時にたまたまかもしれませんが・・・
ライトアップはないですが、とても奇麗で満足できると思います。
三溪園の紅葉の口コミ・感想
東京湾を望む横浜の東南部、本牧に広がる広大な土地は、三溪の手により1902年(明治35)頃から造成が始められ、1914年(大正3)に外苑、1922年(大正11)に内苑が完成しました。
三溪が存命中は、新進芸術家の育成と支援の場になり、前田青邨の「神輿振」、横山大観の「柳蔭」、下村観山の「弱法師」など近代日本画を代表する多くの作品が園内で生まれたそうです。
その後、戦災により大きな被害をうけ、1953年(昭和28年)、原家から横浜市に譲渡、寄贈されました。それを機に、財団法人三溪園保勝会が設立され、現在に至るようです。
とても歴史ある庭園です。
横浜のイメージとは真逆に正統の日本に出会えて日本人で良かったと感じます。都心の中にあって別世界という感じがしました。
原三溪が自らの理想を追い求めて創り上げたと言う内苑は壮大です。
そこには紅葉に囲まれた聴秋閣と遠く丘上にそびえる三重塔が、一枚の山水画を見てる様な眺めを造りだしています。
まさに三溪の画才がみごとに活かされた絶景でした。
梅の時期、桜の時期、紅葉の時期と一年を通して楽しむ事ができます。それぞれまったく違う風情を感じさせてくれますね。
個人的には紅葉の赤と茶のコントラストがお気に入りです。日本特有の家屋と紅葉が絶妙に魅力的です。
一生のうち一度は観て頂きたいですね
三溪園についてのさらなる詳しい情報、画像や周辺宿泊施設などを知りたい場合はこちらからどうぞ→三溪園
三溪園の住所とアクセス
三溪園の住所は〒231-0824 神奈川県横浜市中区本牧三之谷58−1です。
電車の場合
根岸駅から 1番のりば 《市バス58・101系統》約10分 本牧下車・徒歩10分
横浜駅から 東口2番のりば
《市バス8・148系統》約35分 三溪園入口下車・徒歩5分です。
《ぶらり三溪園BUS》(土・日曜日・祝日限定運行)約35分 三溪園下車
桜木町駅から 2番のりば
《市バス8・148系統》約25分 三溪園入口下車・徒歩5分です。
《ぶらり三溪園BUS》(土・日曜日・祝日限定運行)約25分 三溪園下車
元町・中華街駅から 4番出口そば山下町バス停
《市バス8・148系統》約15分 三溪園入口下車・徒歩5分です。
車の場合
首都高速の出入口(IC)について
東京銀座・羽田方面からはベイブリッジ経由、「本牧ふ頭IC」をご利用ください。(注意:次の「三溪園IC」は下り車線からは下りられません)
東名横浜町田方面(保土ヶ谷バイパス「狩場IC」経由)や第三京浜自動車道路からは「石川町JCT」を経由し「新山下IC」をご利用下さい。
横須賀・金沢方面からは「並木IC」経由、「三溪園IC」をご利用下さい。
本牧ふ頭ICご利用の方へ
ICを降りたら道なり→「本牧元町入口」右折してください。
新山下ICご利用の方へ
ICを降りたら道なり→「B突堤入口」右折→「北方消防出張所前」(T字路)左折→突き当りの信号(T字路)右折→「本牧元町入口」右折してください。
三溪園ICをご利用の方へ
ICを降りたら道なり「本牧元町入口」左折してください。
三溪園の料金や駐車場情報について
三溪園では入場料がかかります。料金については以下の通りです。
大人・高校生以上700円
小中学生200円
駐車場は、正門入口に隣接しています。
乗用車とバス兼用のため駐車スペースが少ないです。
梅が開花する時期の週末、桜の開花時期、紅葉の時期、夜間開園時などは、特に駐車場が混み合いますので、なるべく公共機関をご利用ください。
三溪園の紅葉のイベント情報
この秋は、重要文化財3棟に注目した企画があります。
『紅葉の古建築公開』では、重要文化財「聴秋閣」・「春草廬」と紅葉とが織りなす景色を見ることができます。
企画展『臨春閣―建築の美と保存の技』では、現在修理中の「臨春閣」に施された装飾の数々を間近で鑑賞することができます。
※2021年6月時点での情報
三溪園周辺で食事する場所はある?
三溪園周辺で食事をする場所のおすすめは以下の4つです。
- 抹茶処 望塔亭
- 三溪園茶寮
- 雁ヶ音茶屋
- 待春軒
私のオススメは待春軒の三溪そばです。三溪園の創設者、原三溪が考案した伝統の味で汁のない麺です。
全園が完成した三溪園では、翌年春に完成披露を兼ねた大きな茶会が催されたそうです。
現在の聴秋閣付近には藤棚の場所に山吹茶屋が設営され、参会の客には「山吹そば」なる料理がふるまわれたそうですね。
ちなみに麺は細めのうどんで、汁はないです。上にそぼろ肉の中華風あんを掛けたものでお客の着物に汁が飛ばないようにとの配慮から考案されたらしいです。
当時としてはモダンな料理で、三溪考案の料理のなかでも自慢の一品だったそうです。
他に類のないこの料理は現在、三溪園内にある茶店「待春軒」に受け継がれて、名物「三溪麺」として、今でも味わうことができます。
当時の人達も食べていたと考えるととても感慨深く、貴重な料理でそれを今私も食べてると思うとタイムトラベルした様な気になります。是非、一度食べて頂きたいですね!
まとめ
三溪園での紅葉の見頃は10月下旬〜11月下旬なのでその頃に行くのがおすすめです。
混雑を避けたい場合は、早めの10月、もしくは12月に入ってから行っても紅葉が見れるかと思います。
とても風情のある場所なので、紅葉以外でもたっぷりと楽しめると思いますよ!
ぜひ素敵な思い出として訪れてみてくださいね。