2020年の24時間テレビが放送されますが、テーマは「動く」ということで題字が発表されていますね。
その題字を書いた人は誰なのか話題になっていました。
とても迫力のあるかっこいい字ですが、この字を書いたのは書道家の中塚翠涛さんです。
一体どんな方なんでしょうか?
24時間テレビ2020の動くを書いた人は誰?
2020年の24時間テレビのテーマは「動く」ですが、その題字が書道で書かれており、誰が書いたのかと話題になっていました。
この「動く」を書いたのは書道家の中塚翠涛さんです。
中塚翠涛さんはメディアにも多く出演されている書道家さんですよね。
この翠涛という名前は号(雅号)というもので、簡単にいうと書道で活動するときの名前です。
一般の方は馴染みがないかもしれませんが、芸術関係や文化人の方なんかはよく本名とは別に作品に残したりする名前を使います。
https://twitter.com/mitsukis_yu/status/1281040794078474241
とても動きのある「動く」という字。
「一人一人の動きが新しい道につながっていくようなイメージ」で書かれたと言います。とても躍動感がありますね。
さて、この題字を書いた中塚翠涛さんの経歴をみてみましょう。
24時間テレビの動くを書いた書道家中塚翠涛の経歴は?
中塚翠涛プロフィール
出身:岡山県
生年月日:1979年7月24日
学歴:大東文化大学文学部中国文学科
師匠:高木聖雨
4歳から古典的な書法を学び、書道の名門である大東文化大学を卒業されています。
日展審査員でもあった高木聖雨に師事し、2書道家としての活動の幅を広げています。
現在ではテレビドラマでの書道監修をしたり、大河ドラマなどの題字も多く担当されています。
2020年では「麒麟がくる」の題字も書かれていましたね!
中塚翠涛さんが出版されている「30日できれいな字が書けるペン字練習帳」はとても人気で、累計400万部も突破しています。
ちなみにコロナの影響でペン字を習う人が増え、さらに売上を伸ばしているようですよ。
24時間テレビ2020の動くの書道は上手?
この「動く」という躍動感のある字ですが、一見勢い良く素早く書かれたようにも見えますが実はそうではありません。
書道の線はゆっくりじっくり動かすこともあればリズムをつけて勢いをつけることもあったり、筆のバネを利用して厚みのある線にしたりと一定ではないのです。
中塚翠涛さんも、古法を学んできたということもあり筆使いはやはりプロですよね。
じっくり筆を運んでいる部分もあれば、勢いをつけているところもあり変化しています。
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しかし古典的というよりかは中塚さんの独自のアレンジが入っているようにみえます。
「動」の字の2画目が通常よりとても長く書かれており、アンバランス感がでていますが、おそらくデザイン的にわざとそうされたのかなと感じました。
一般的にはこうしたアレンジされた字がかっこよく見えるのかもしれません。
まとめ
以上、24時間テレビ2020の題字を書いた書道家中塚翠涛さんについてお伝えしました!
「動く」というあの迫力ある字は長年書道を学んできたプロが書いていたんですね。
メディア出演も多くされている中塚翠涛さんですが、これからも様々な作品を発表されていくと思うので要チェックです!