こんにちはsenです!
今回は、島根の離島にある廃校寸前の高校を教育改革によって蘇らせたという岩本悠さんという方に注目してみたいと思います。
岩本悠さんの大学や年齢などwiki経歴プロフィールや、行った高校改革について、さらに結婚しているかどうかなどについて調査してみました。
教育業界に新たな風を吹かせた岩本悠さんはいったいどんな方なのでしょうか?
岩本悠の大学や年齢などwiki経歴プロフィール
プロフィール
名前:岩本悠(いわもとゆう)
生年月日:1979年9月25日
年齢:40歳
出身:東京(現在島根県在住)
学歴:東京学芸大学卒業
資格:幼・小・中・高校の教員免許
職業:島根県教育庁教育魅力化特命官、地域・教育魅力化プラットフォーム共同代表
岩本悠さんは東京生まれの現在40歳。出身大学は東京学芸大学です。
東京学芸大学在学中の20歳の時に大学を1年休学してアジア・中東・アフリカなどいわゆる非政府組織(NGO)や地域活動団体などをまわり、地域開発の現場を巡りました。
その国の数は20ヵ国以上にもなります。
岩本悠さんはそこで、学校の外に真の「学びの場」があるということを感じました。自ら主体的に行動し、学ぶことの楽しさを実感したのです。
異なる文化、異なる価値観、異なる現場に出会うこと、触れ合うことで自分自身が成長できる。そして、社会課題に対する当事者意識が生まれることで、「世の中に貢献できる人間になりたい」と考えるようになりました。日本の学校教育にも、そうした機会が必要だと考えたのです。
引用:事業構想project design online
地域開発の現場を自ら体験することで岩本悠さん自身、様々なことを学んだのだと思います。
その体験をもとに本を出版しました。体験学習記『流学日記』です。
学生時代から行動力があり、さらにその体験を本にまとめて出版するなんてなかなか普通の人にはできないことだと思います。
さらに岩本悠さんの活動は続きます。なんとその出版した本で得た印税などでアフガニスタンに学校を建設したのです。
そこから幼・小・中・高校の教員免許を取得し、大学卒業後はソニーに就職しました。
教員免許を取得しながら民間の会社に就職したのには理由があります。
「社会で必要とされる力とはどのようなものか」を学びたかったそうです。確かにこれは教育の現場だけでは学べないことかもしれません。
岩本悠さんはソニーで人材育成や社会貢献事業に携わりながら、学校や大学などの開発教育・キャリア教育にも取り組んでいました。
さて、実際に取り組んだ高校改革とはどのようなものだったのでしょうか?
岩本悠の高校改革とは?島根県隠岐島前高校について
2006年5月に岩本悠さんははじめて島根県海士町を訪れました。海士町は人口2400人足らずの離島です。
少子化により生徒の人数が減少し、隠岐島前高校は廃校の危機にありました。
そんななか町の教育改革の一環で行われていた「人間力推進プロジェクト」で出前授業が開かれることになり、そこに岩本悠さんが講師として招かれることになったのです。
当時の海士町の人の話では、学校の存続は地域の存続に直結するほど深刻なものだったそうです。
なんとか島の高校を守りたいという想いを聞いた岩本悠さんが行ったのは「島前高校魅力化プロジェクト」。
島外から生徒を募集する「島留学」や、地域起業家を育成するカリキュラム、そして学校との連携型公立塾など、地域資源を生かした独自のカリキュラムをつくり取り組んでいったのです。
取り組みから5、6年たち徐々に成果がみえてきたようで、2008年には89名にまで生徒が減少し、廃校寸前だった隠岐島前高校は2016年には全校生徒は180人まで伸び入学者数はV字回復しました。
なんと県全体の県立高校の募集定員が過去最少となる中、隠岐島前高校は異例の学級増となったのです。
岩本悠さんいわく、大事なのは【異なるものの縁結び】だといいます。
「地域と学校」、「生徒と社会課題」、「地元とよそ者」など、今まで関わることのなかったものどうしを結びつけ、関係づくりをしていく。
そうした取り組みのおかげで成果を出すことができ、県外にまで知れ渡るほど魅力的な高校が誕生したのです。
参考
島根県隠岐島前高校
島根県隠岐郡海士町大字福井1403
08514-2-0731
2015年より島根県教育庁と島根県地域振興部において、魅力ある教育による地域創生に従事されています。
海士町でやってきた取り組みを県全体に広めていくことが任務だそうです。
これからますます活躍が期待されそうですね!
岩本悠は結婚してる?子どもは?
岩本悠さんは2007年に結婚しており妻がいます。
大手自動車メーカーに勤めていた桃子さんという方です。お子さんは男の子と女の子の2人ですが、名前は公表されていませんでした。
悠学日記というブログに奥さんの記事が投稿され、日常の様子や育児についてなどが書かれてありました。
結婚を機に島根県に移住されたようで、のんびりした土地で家族で仲良く暮らしているのではないでしょうか。
また行動力あふれる岩本悠さんのお子さんたちがどのように育つのか気になるところですね。
まとめ
以上、岩本悠さんの大学時代の話や年齢など経歴、行った高校改革やさらに結婚についてまとめてみました。
島根県の高校をV字回復させた取り組みは本当に素晴らしいですよね。このような活動ができるのは大学時代に世界をめぐった経験がもとになっているのだと思います。
社会に出てからではなく学生時代にどんなことをし、何を感じるかによって人生は大きく変わるものだなとも感じました。
これからも岩本悠さんの取り組みに注目してみたいと思います!