開局60周年の特番として『氷と雪に閉ざされた秘境の地 天空のヒマラヤ部族 決死の密着取材150日間』が放送されます。
なんでもヒマラヤ奥地の聖地であるドルポという場所に向かい、取材してきたというのです。
ドルポの場所は一体どこなんでしょうか?
また、訪れたティンギュー村の部族とは・・・どんなところか気になったので調べてみました!
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もくじ
ドルポはネパールのヒマラヤ最奥の聖地!ティンギュー村の場所はどこ?
ナスDこと友寄隆英ディレクターが訪れたのは、アジア最後の秘境と呼ばれる場所です。
その場所とは、ドルポ地方にあるティンギュー村。
なんと日本から約5,000キロも離れているそうで、ドルポにたどり着くまでに最悪1ヶ月もかかるというのです。
なぜそんなにかかってしまうかというと、標高5,000m以上もある峠を3つも徒歩で越えなければならないのです。
めちゃくちゃ過酷ですよね。
ネパールの首都であるカトマンズからは、ドルポの入り口となるジョムソンやドゥネイという場所まで飛行機を使っても片道最低10日間はかかるのだとか。
金銭的余裕のない村人たちはバスや徒歩で向かうため、1ヶ月以上かかってしまうこともあるそうです。
さらにはドルポ自体も標高4,000mの場所にあり、さらには冬はマイナス40度まで下がってしまうそうです。
マイナス40度といえば、おそらく外で10分も歩いていると肺が痛くなってくるレベルなのではないでしょうか。
まさに命がけのロケだったんですね・・・!!
ドルポはネパールのヒマラヤ最奥の聖地!はじめて訪れた河口慧海とは?
ドルポについて調べていると、ある人物の名前が出てきました。
河口 慧海(かわぐち えかい)という僧侶です。
100年以上も前に仏典を求めてチベットに潜入した僧侶であり、探検家でもあります。日本人としては初めてドルポに訪れた人でもあるんですね。
1900年に梵語の原典とチベット語訳の仏典を求めてチベットに入国したようですが、当時のチベットは鎖国状態。
しかも、本人はリウマチを患っていたといいます。
そんな状態であの過酷なヒマラヤ奥地の峠を越えたというのですから、本当に想像できませんよね。
ドルポはもともと西チベットに属していたそうですが、ネパールの領土になってからも地理的に隔絶されていました。
そして政府と連絡が取れるようになったのはなんと1963年だったそうです。河口慧海が訪れてから60年以上もあとの話になります。
長い間外国人は立ち入り禁止となっていたため、チベットの文化がや伝統が多く残っているのです。ヒマラヤ最奥の聖地と呼ばれるのもそのためですね。
ドルポは1992年に外国人の立ち入りが解禁されました。そこから近代化が少しづつ進んできているようですが、それにしても辿り着くまでにかなり過酷なルートを通らなければならないので、なかなか出入りも少なそうですよね。
ドルポのヒマラヤ部族・ティンギュー村出身の画家とは?
ドルポについて調べていくと、もう1人の人物の名前が出てきました。
それは、ドルポのティンギュー村出身の画家であり僧侶でもあるテンジン・ヌルブさんです。
テンジン・ヌルブさんは、ヒマラヤの山々と自然・人々や生活の様子などを描いていました。
日本でも展示会が行われたことがあるようですよ。
ドルポの人々の独特の言語と文化、さらには素朴なライフスタイルを独自の目線で絵にしてきた方なんですね。
テンジン・ヌルブさんはトロン寺の5代目僧侶であり、ドルポを舞台にした映画の制作に協力したり、絵本を出したりもしています。
素晴らしいのは、ティンギュー村に学校を設立するなど教育普及活動にも力を入れているということです。
個人的にはヒマラヤ奥地の聖地にも画家がいたということに驚きました。
ドルポはネパールのヒマラヤ最奥の聖地・まとめ
以上、ネパールのヒマラヤ最奥の聖地であるドルポやティンギュー村についてお伝えしました!
世界にはまだ自分の知らない地域や部族がいるんだなあと思うとわくわくしますね。
ドルポに初めて訪れた日本人僧侶の話もとても興味深いものでした。
今でこそいろんな情報がありますが、当時は詳しい情報もなかっただろうし、登山する装いや道具なども今ほどそろっていないでしょうし・・・自力でたどり着いたとすると本当にすごいです。
ドルポの魅力をたっぷりと伝えてくれるであろう番組を楽しみにします!