こんにちはsenです!
自閉症のピアニストとして今注目されている紀平凱成(キヒラカイル)さん。
めずらしいその名前ですよね。
天才ピアニストとしてメディアの出演も多くなっている紀平凱成は一体どんな方なのでしょうか?
彼の出身や学歴、そして両親のことなどwiki風経歴プロフィールにしてお伝えします!
もくじ
紀平凱成(キヒラカイル)のwiki経歴プロフィール!出身や学歴は?
プロフィール
名前:紀平凱成(きひらかいる)
生年月日:2001年
出身地:東京都
年齢:18歳(2020年現在)
高校:国立音楽院
紀平凱成さんは小学1年生になるとすでにピアニストになりたいと宣言していたといいます。
そして5年生になると音に対するこだわりや、聴覚過敏がみられるようになりました。
聴覚過敏は発達障害の子に多くみられる傾向です。
紀平凱成さんの場合は
- 食器があたる音
- 小さい子供の声
- 電車のアナウンスなどの生活音
- 自分が弾くピアノのあるフレーズ
などに嫌悪感を示すようになったようです。
13歳になると、突出した才能を持つ人を伸ばす人材養成プロジェクト「異才発掘プロジェクト」のホーム・スカラーに選ばれました。
さらには16歳のときに音楽大学トリニティ・カレッジ・ロンドンの上級認定に高得点で合格し、奨励賞まで受賞しています。
16歳という若さで名誉ある賞を受賞しておりすごいですよね!
17歳の時には同大学の学士資格を取得しています。
聴覚過敏や視覚過敏など様々な困難があったかと思いますが、その繊細さをうまく音楽に昇華させて自己表現につなげていったのはとても素晴らしいですよね。
紀平凱成(キヒラカイル)は自閉症でピアニスト!生い立ちは?
紀平凱成さんは2歳のときに自閉症と診断されました。
発達障害の中のひとつですが、自閉症には様々な特徴があります。
大きく分けて対人関係の障害、コミュニケーションの障害、パターン化した興味や活動などといったものがありますが、すべての人に当てはまるわけではなく人により様々なのです。
紀平凱成さんが幼少期の頃みられた特徴をみてみると
- 数字やアルファベットなど記号やコード名に興味を持つ
- 一度聞いただけでエレクトーンで再現
- 英語の歌詞を耳で聞いて覚える
- 過去のスケジュールを分単位で記憶している
- 一度通った場所の地図がすべて頭に入っている
- 数十年前の曜日が瞬時にわかる
といったものがあります。
小さい頃からお絵かき帳に数字や記号など特定の対象に興味を持ち書いていたという行動は、自閉症の方にみられるパターン化した興味や活動に当てはまりそうですね。
私は仕事柄自閉症の子と関わりがありますが、確かに特定ものにどっぷりとハマり、それをやり続けるといった子は多いです。
紀平凱成さんは、はじめは簡単なものだったものがだんだんと難解な漢字熟語や複雑な計算式や楽譜となり、次第に自ら作曲までするようになったそうです。
紀平凱成(キヒラカイル)の両親は?父親と母親について
紀平凱成さんをこうして天才ピアニストとして育てていった理解あるご両親は一体どんなかたなのでしょうか?
ピアノをはじめるきっかけとなったのは、母親の由起子さんがコミュニケーションを取れるようになるようにと用意したことがはじまりだそうです。
名前は「イルカの様に自由で人を幸せにできる子になってほしい」との想いで名付けられたんだとか。
素敵な由来の名前ですよね!ご両親の想いが込められている気がします。
父親の延久さんはギターが弾けるそうで、紀平凱成さんとセッションをしたこともあったそうです。
自閉症の子を持った時に、やはりどうしてもきれいごとだけではすまされずその家族にしかわからない困難というものがあると思うんです。
そうした様々な家族、ご両親の方たちを見てきましたが、中には自分の子どもが困難を抱えていることを認められない親もいます。
ですが紀平凱成さんはこうして家族の理解があり支えられて、音楽という一つの自信となるような軸を作ってこられたのはとても幸せなことではないでしょうか。
もちろん本人の才能、能力も大きいですが、やはりきっかけや周りの支えなしではその才能を開花させることすらできなかった可能性もあります。
本当に素晴らしいなと思いました。
紀平凱成(キヒラカイル)のwiki経歴まとめ
自閉症の天才ピアニスト、紀平凱成(キヒラカイル)さんの出身・両親・学歴などwiki経歴プロフィールをご紹介しました。
自分の特性を生かしてピアニストになった紀平凱成さん。素晴らしい才能の持ち主であることがわかりました。
世の中にはまだまだ自分が知らない才能を持った人に溢れているんだなと思うとわくわくします。
またそうした方達の背景を覗くことができると、さらに応援したくなりますよね。
活躍がとても楽しみです!