佐藤克文教授のバイオロキングの手法がメディアで取り上げられていました。
今回はバイオロキングとは何か?佐藤克文教授の簡単な経歴プロフィールとともにお伝えします!
佐藤克文のバイオロキングとは?驚きの研究法
佐藤克文さんは日本で有数のバイオロキングを使った研究者です。
バイオロキングとは動物に小型の記録計をつけて動物の行動を調査する研究分野です。
野生動物は当たり前ですが動き回りますから、以前は直接観察するのは難しいことでした。
ですがバイオロキングによって動物の生態をデータから分析することができるようになったのです。
従来では、まず研究者は何を調べたいのか?何を明らかにしたいのか?を
とりあげてから実験方法を考え取り組んできました。
バイオロキングはそうではなく、簡単に言うと調べたいことは後回し。
計測データを見てからアプローチしていくのです。
例えば水産系の研究において、水の中で生活している動物は
水中に潜ってしまったらそれ以上は追いかけることはできません。
水中に棲む動物がどのようにエサを取ったり、どのようにすごしているのか知るために動物に直接記録計をつけたんですね。
このようにして人間の目だけでは追えない野生動物の世界をバイオロキングによって分析し理論を生み出してきました。
90年代に世界中で広まった研究のようですが、日本は世界をリードする立場にあるようです。
日本からどんどん発信していくと思うとなんだかわくわくしますね。
佐藤克文の経歴プロフィールは?
名前:佐藤克文(さとうかつふみ)
生年月日:1967年
出身:宮城県
佐藤克文さんは東京大学の大気海洋研究所の教授です。
幼いころから野生動物が好きで、小学生の頃には学校の夏休みの自由研究で
カブトムシなどの虫を育てて調べたりととにかく夢中になっていたようです。
小学校〜高校まではスポーツが好きでテニスやサッカーなどに取り組んでいました。
【Topic】 バイオロギングを世間の常識に。 | UTOKYO VOICES 009 -
大気海洋研究所 海洋生命科学部門 教授 佐藤克文
バイオロギン.. https://t.co/J4HZO3OLYe pic.twitter.com/aXYEpBGyZe
— 東京大学 | UTokyo (@UTokyo_News) February 9, 2018
大学は京都大学農学部に入学。
その後の経歴は以下になります。
1992年京都大学大学院農学研究科水産学専攻修士課程修了 1995年 京都大学大学院農学研究科修了(農学博士) 1997年より国立極地研究所助手 東京大学大気海洋研究所准教授 2004年より東京大学大気海洋研究所国際沿岸海洋研究センター准教授
著書には『ペンギンもクジラも秒速2メートルで泳ぐ』(光文社新書)、『巨大翼竜は飛べたのか』(平凡社新書)などがあります。
まとめ
以上、佐藤克文教授のバイオロキング手法についてお伝えしました!
小さい頃から生物が好きだった佐藤克文さんが研究者としてご活躍されているなんてとても素晴らしいですよね。
動物が好きで研究者になりたいって子どもはたくさんいると思うので
こうした新しい研究分野について調べてみるのもいいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。